Excelファイルが出来たら、今度はWordで雛形を整えていきましょう。
作業自体は簡単です。Excelに記載されている情報を、文章から抜いていくだけです。定型文から、都度変わる箇所を抜き出して雛型の状態にしたWordの文書

これで、雛形も完成。

Step3. ExcelファイルとWordファイルを紐づけ
では、いよいよExcelに記載されている情報をWordに紐づけていきます。
画面上部にある、差し込み文書のタブをクリックし、宛先の選択を選びます。すると、使用するリストの選択を求められます。
今回は、すでにExcelのリストが存在している為、既存のリストを使用を選びましょう。Wordで、「差し込み文書」のメニューから「既存のリストを使用」を選択

 

「既存のリストを使用を選ぶと、リストのファイルを求められます。
先ほど作成したExcelファイルを選びます。作成したExcelの差し込みリストを選択

ファイルを選び終わると、今度は参照するシートを聞かれます。複数のシートがあるブックの場合は、目的のシートを選択します。今の例では、シートは1つしかない為、Sheet1を選択しましょう。情報が入力されているシートを選択

「先頭行をタイトル行として使用」は、デフォルトではチェックが入っています。お好みで調整してください。

OKを押すと、ウィンドウが閉じます。見た目では何も変化がありませんが、今の操作をする事で、Word側でExcelのデータを取り込む準備ができました。

Step.4 文書の差し込み
ここまで来たら、あともうひとふんばり。それぞれの情報を入れる場所をWordで設定していきます。
それではさっそく開催回数から入れていきます。
まずは、カーソルを差し込みたい場所に合わせましょう。雛型のWordファイル上で、差し込みたい位置にカーソルをあわせる

カーソルをあわせたまま、メニューバーの差し込みフィールドを挿入をクリックします。
ここに表示されている項目が、先ほどのExcelで作成したリストの見出し部分になります。分かりやすい項目になっていると、フィールドの挿入作業が楽です。「差し込み文書」メニューの「差し込みフィールドの挿入」から、該当箇所に差し込みたい見出しを選択する

先ほどの個所に差し込まれる内容は開催回数なので、これを選択します。クリックすると、≪開催回数≫が差し込まれます。開催回数が差し込まれたWord文書今表示されているのはこの個所に差し込まれる情報なので、このように項目の名前が表示されます。
表示の切り替え方法は後程ご説明しますので、引き続き差し込みを続けていきましょう。必要な差し込み項目を必要な箇所に全て入力
それでは、実際のデータを差し込んだ文章に表示を切り替えてみましょう。上のメニューバーにある、結果のプレビューをクリックします。「差し込み文書」メニューの「結果のプレビュー」を選択

これをクリックすると、先ほど入力していた日付などの情報が自動で読み込まれますExcelに入力した情報が差し込まれた差し込み文書差し込みして表示されました。先ほどのExcelの内容が入力された文章になっていますが、日付の表示がおかしくなってしまっていますね。修正をするには、Word側で書式の設定が必要になります。
実際にやっていきましょう。

Step.5 書式の設定

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