ITコーディネータ協会後援
「業務プロセスの可視化法及びチャート作成システム」(略称Hit法。平成22年に特許取得、全国に展開中)による、業務機能のプロセス把握活動を体験していただく研修です。
プロセス把握活動は、ユーザーが自ら実施することで業務の自動化・生産性の向上が迅速に進むいちばん良い変革活動になります。
これは一般的に言われているIT化の上流工程にあたり、ITコーディネータの方にとっても有用な技術・活動です。
本研修の受講者は可視経営協会認定資格「業務革新士1~3級」の資格試験の受験も可能となりますので、ご自身の領域を広げたい方もぜひご受講ください。
5つのアウトプット
① 業務の実態把握
・業務把握シート/課題把握シート ユーザーに行ってもらうツール
② 業務機能情報プロセス分析
・S、B、L、M、Dチャート活用法 (基本チャート:Sチャートの活用からスタート)
③ 業務の整理、改善
・業務を「必要な情報」と「不必要な情報」で整理
④ 単位業務の機能体系化
・業務機能の情報化(管理できる単位の作成)
⑤ 電子マニュアル化
・全社の業務をリアル管理できる情報
・DX、RPAやリモートワーク等の実現に、効率的に前捌きを行うことができる情報
IT化・デジタル社会への対応において、殊にDXの活動においては、「業務の効率化」を行い、その上で「強い仕組みを作ること」が欠かせません。このためにユーザーができることが、これら5つのアウトプットを作成する活動です。
ユーザー自身がIT・デジタル化社会へ対応するためには、業務を「機能体系化」し、DX・RPA・テレワーク等の「前さばきツール」として整えること、つまり「デジタル化のベースづくり」をユーザーが自ら行いユーザーが自身のニーズをしっかりと捉えること、これが最も効果的です。
ITコーディネータはそのベース作りを支援するとともに、ユーザーから提示された「ベース」をIT化の上流工程の情報として活用することが可能です。
こうした変革活動においては、全社事業における以下2つの業務機能から可視化すると、受け入れやすくなります。
① 縦串業務(業務情報の発生起点から終了点までのサプライチェーン)
② 横串業務(管理間接業務の人・モノ・金・情報・時間)
これら業務機能の可視化により、短期間で「効率性」「有効性」「質」を高めて生産性向上を狙うことができ、ユーザー自身が効果を実感して意欲的に取り組んでいただけます。
【こんな方におすすめ】
・ITコーディネータとして付加価値を高めるとともに領域拡大をしたい方
・デジタル化に遅れのある業界(企業、自治体、学校など)へ、デジタル化推進を
提案している方、これから提案される方
・外部資格の取得により自己の技術領域を広げたい方
・デジタル化、DXを推進中だが、どうもうまくいっていない方。
うまくいかない活動の打破を望む方。
開催概要
講座名 | ベース作りによってユーザーニーズに応える IT導入・システム開発上流工程においての業務機能の把握と整理法 |
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開催日 | 8月25日 |
時間 | 10:00~16:00(5時間) |
受講方法 | 対面受講またはオンライン |
会場 | 可視経営協会セミナールーム 東京都文京区小日向4-5-16ツインヒルズ茗荷谷9F |
受講料 (税込) |
可視経営協会会員およびITコーディネータ協会会員 ¥33,000 一般 ¥55,000 |
定員 | 20名 ●最少開催人員:1名 |
主催 | 一般社団法人可視経営協会 |
共催 | 株式会社システム科学 |
後援 | ITコーディネータ協会 |