今、様々な働き方改革が進められる中で、求められているのが「働き方の多様性」。フレックスタイム制、テレワーク等など耳にした事のあるお方も多いのではないでしょうか。
では、今進められている働き方の多様化の中には具体的にどんな事例があるのでしょうか。
今回は、多様な働き方についてご紹介します。

働き方改革の具体的な取り組み事例

早帰りor遅めの出勤?勤務時間を調整できる制度

一般的な企業では、朝は9時~10時、夜は17時~18時が勤務時間。「朝は遅めに出勤したい」「早めに帰りたい」という希望があっても、この時間は動かせない事がほとんどです。
しかし、生産性の向上や人材採用の観点からこれに対する取り組みが行われています。

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フレックスタイム制

出勤時間、退勤時間を任意で設定出来るのがこのフレックスタイム制。メリットとしてよくあげられるのは「通勤時の電車が混んでいない」という点。これはあくまでも一つの例ですが、例えば朝が苦手な人や、午後ゆっくりする為に早めに退社したい方、それぞれにとって働きやすい環境を作る事が出来るのは非常に大きいメリットになります。
一方でデメリットになるのが「コミュニケーションがとりづらい」という点。会社にいる時間が異なる為、会議の設定がしづらい、アポイントメントを入れづらい、質問が来たはいいが担当者がいない等の問題が発生する要因になってしまいます。

なぜ、特定の人に業務が偏ってしまうのか?

その為、コアタイムという「会社にいなければならない時間」を設定するケースが多いです。
コアタイムがある事で必ず全員が集まるタイミングを作る事ができ、コミュニケーションの問題を解決する事が出来ます。

オフィス勤務をやめたい!働く場所も自由に

今はオフィス以外の場所で働く事が出来る制度というのも取り入れられつつあります。これまでに記事でもご紹介してきた、「テレワーク」です。

テレワークにはどんなメリットとデメリットがある?

テレワーク

働く場所を制限されず、カフェやサテライトオフィス、自宅からでも仕事が可能になる制度がテレワークです。天候や私生活、健康状態の影響を受けにくいというメリットがあります。
その為、仕事をしたいが小さい子供がいる、勤務地が遠くて通勤に体力を消耗する、健康上の理由で自宅勤務をしたいという方であっても勤務をする事が出来ます。
一方、セキュリティリスクなどのデメリットもある為、しっかりとした事前準備が必要になります。

働き方の幅が増えると、もっと仕事にやりがいが出る!

今回は、日常的な働き方の変化についてご紹介しました。これまでは決まった形でしかできなかった業務も、今後は多種多様な形で出来るように変化してきます。
働き方が任意で決められるようになっていけば、自然と仕事に対するモチベーションや、会社に対する愛着も強くなっていきます。
また、企業側にも様々なメリットがある為、導入準備をしっかりすればしっかりとした効果を得られるでしょう。

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