新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。多くの企業が感染防止のためにテレワークを導入しているようですが、今日はそのテレワークを導入する時の助成金について取り上げてみたいと思います。
依然として猛威を振るっている新型コロナウイルス。ついに政府は緊急非常事態宣言を出すに至りました。感染防止のために時差通勤や自宅勤務が行われる中、多くの企業がテレワークを導入・実施しています。今後の同ウイルスの感染拡大状況にもよりますが、これからテレワークの導入を考えている企業も多いかと思います。

今、同ウイルス感染防止については、「三密」がキーワードとされています。「三密」とは、つまり「閉空間」、「集場所」、「接場面」の三つの「密」を指し、それぞれの条件が満たされると、感染の確立がグンと高くなるというものです。

密閉空間:主に換気が悪い空間
密集場所:多くの人が集まる場所
密接場面:近距離での会話や接触

この三つが重なると、感染要注意! そんな意味では、毎日の通勤電車は非常に危険なシチュエーションだと言わざるを得ません。そこで、多くの企業が取り入れたのがテレワーク。自宅にいながら仕事ができるこのシステムなら、危険な通勤電車に乗る必要がありません。ただ、テレワークの導入にはいくつかのIT環境(機器)を整えなければなりません。社員全員分ともなると、これは経費としてはかなりの負担になります。そんな今、テレワークの導入に厚生労働省から助成金が出るのをご存じでしょうか。今回ご紹介するのは、主に中小企業(新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークを新規で導入する企業、または試行的に導入している企業)を対象としたものですが、この「働き方改革推進支援助成金(テレワークコース)」は、この時期、早急にテレワークを導入しようとお考えの経営者の皆さんにとっては、有意義なものとなるのではないでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大は一刻も早く収束してもらいたいものですが、これを機にテレワークを導入することは、今後、新しい労働環境を構築するためにワークライフバランスを見直すいい機会になるかも知れません。“ピンチはチャンス”という訳で、このテレワーク助成金、参考にされてみてはいかがでしょうか。

詳細は厚生労働省HPで