業務中、画面のスクリーンショットを撮りたい！という事はありませんか？スクリーンショットの撮影方法として一般的なのは「Fnキー」+「PrintScreenキー」。
しかし、「このウィンドウの部分が撮影できればいいだけなのに……」と思われる事はありませんか。そんなお悩みを解決します。今回は、「Snipping Tool」をご紹介します。
便利だけど、痒い所に手が届かない「PrintScreen」
冒頭でもご紹介した、PrintScreenキーですが、なかなか痒い所に手が届かない！という経験がおありの方もいらっしゃるかと思います。
画面のスクリーンショットを撮ろうとして、先ほどのショートカットを使うと……
このように、全画面のスクリーンショットができてしまうのです。
また、保存する為には何かのツールに貼り付けなくてはならず、しっかり撮れているのかすぐに確認できないのも心配になってしまいますよね。
または、エラーメッセージなどの一部のウィンドウだけを撮りたい場合、トリミングをしなくてはならず面倒くさい……という事も。
「Snipping Tools」を使ってみよう！
そんなお悩みを解決するのが、Windowsにデフォルトで入っている「Snipping Tool」！
Snipping Toolは、スタートメニューの中のWindowsアクセサリーに含まれています。
場所が分からないときは、アシスタントのCortanaさんに聞いてみるとすぐ見つかります。
Snipping Toolの画面はいたってシンプルです。
左端の新規作成を使う事で、新しいスクリーンショットを撮影する事ができます。
切り取り範囲に様々なモードを搭載！
モードでは、どこを切り取るかを任意で選択する事ができます。
・丸型など、四角形でない範囲を切り取りたい場合は、「自由形式の領域切り取り」
・画面の一部を自由に切り取りたい場合は「四角形の領域切り取り」
・特定のウィンドウだけを切り取りたい場合は、「ウィンドウの領域切り取り」
目的に応じて、モードを使い分けましょう。
また、遅延機能もあり、操作画面や説明の表示を撮影したい場合は、この機能がとても便利です。
撮影直後、画像にペンで書き込みも可能！
また、Snipping Toolでは、撮影したスクリーンショットにペンで文字を書き込むことが出来ます。
「Ctrl+Z」には対応していない為、文字を消す為には消しゴムを使用します。
メール送信もSnipping Toolだけで簡単！
スクリーンショットを撮った後、Snipping Toolから直接メールを送る事も出来ます。
撮影後、新しく表示される「メールアイコン」をクリックすると、Snipping Toolで切り取った画像を張り付けた状態のメーラーが起動されます。
画像の保存も、Snipping Toolだけで完了出来ます。これまで必要だった、スクリーンショットを貼り付けて名前をつけて保存して、メールソフトを立ち上げて、新規メールを作成して、添付ファイルを選択して……といった手間が大幅に減少します。
Snipping Toolで資料作成も説明メールも楽々！
今回の記事のように、操作画面の撮影が必要な時は、このツールが大活躍しています。日々の作業が少しでも楽になると、仕事の進めやすさはみるみる変わっていきます。ぜひご活用ください。
