仕事を始める時に毎回起動しているPC。まず仕事を始める際に、届いているメールをチェックしているという方も多いのではないでしょうか。
大した作業ではないとはいえ、PCの起動を待って、立ち上がったらアプリをダブルクリックして……というのは意外と面倒。毎日起動するアプリを、PCの起動と同時に自動で起動させられたらとても便利ですよね。今回はとっても便利な「アプリを自動で起動させる方法について」ご紹介します!
Windowsは、起動と同時にアプリケーションを立ち上げてくれる
PCを起動する際に、Windowsは様々なアプリを同時に立ち上げてくれます。ウィルスの検知アプリなど、何もしていないのに起動後に自動で立ち上がるという方も多いのではないでしょうか。
このWindowsの機能は「スタートアップ」という機能です。
スタートアップに登録するアプリケーションは、ユーザーが任意で変更をする事が出来ます。今回は、スタートアップにメールソフトを登録する作業を試してみましょう。
メールアプリをスタートアップに登録する
それでは、さっそく見ていきましょう。
今回は、使用頻度の高い「Outlook」を登録してみましょう。
スタートアップを起動するには、「Windowsキー」と、「R(す)キー」を同時押しします。
すると、こちらのような「ファイル名を指定して実行」のウィンドウが表示されます。
こちらのウィンドウに「shell:startup」と入力します。コピーペーストでも構いません。
入力したら、「OK」をクリックします。
すると、スタートアップのフォルダーが表示されます。
この中に、起動させたいアプリのショートカットを作成する事でスタートアップに追加する事が出来ます。
スタートメニューを起動し、登録したいアプリをフォルダーにドラッグ&ドロップします。
フォルダーにショートカットが作成されました。
この状態でPCを再起動すると、Outlookが自動で起動されます。
以前ご紹介した、Sticky Notesのような予定を管理するアプリもスタートアップに入れておくと安心です。
スタートアップから要らないアプリを消したい時は?
スタートアップから特定のアプリを外したい場合は、先ほどのスタートアップフォルダーの中にあるショートカットを削除すればOKです。
再起動してみると、ショートカットを消したアプリが自動起動しないようになっているはずです。
アプリの立ち上げ時間を短縮する事も、改善の第一歩
今回は、アプリケーションを自動で立ち上げる方法についてご紹介しました。ダブルクリックをして少し待つだけの作業ですが、こういった短い時間も積もり積もると長いもの。
日常的な「ちょっと不便だな」を改善していく事が、改善活動の第一歩です。