働き方改革が求められる昨今、企業が一丸となって改善活動に取り組んでいる事も多いです。しかしながら、改善提案の提出などが却って負担となってしまい、長時間労働を削減する為に始めた改善活動が、むしろ長時間労働の原因になってしまっている……という声も聞こえてきます。ただでさえ多い日頃の業務に加えて、新たに増える改善活動。どのようにすれば、改善活動と業務を両立させることが出来るのでしょうか。

改善活動は一番最初が大変!

改善活動で、一番大変なのが「活動の開始段階」です。元々抱えている日常業務に、改善活動に関する業務が上乗せされる為、負担は大きくなってしまいます。
全員参加の新しいプロジェクトが開始される訳ですから、その負担は決して軽くはありません。
しかし、この時期を乗り切る事が出来れば、改善活動もスムーズに進められます。

大物を狙わず、細かい改善から実施していく

活動の開始段階で最も大切な事は、「改善提案で大物を狙わない事」です。改善提案を考える上で重視するべきなのは「今すぐ出来る改善であること」。これが一番大切です。
改善効果の高い提案にこだわってしまうと、実施が困難であったり、実現までに時間がかかってしまったりするケースが多くあります。その為、業務と改善活動の負荷が高い状態が長く続いてしまい、活動そのものに疲れてしまうのです。
まずは、すぐ出来る改善を見逃さずにコツコツ実現していきましょう。最初は体感できなくても、確実に業務にかかる時間は短くなっていきます。徐々に日常業務の負荷が軽くなることで、改善活動が容易になっていきます。
また、たった10秒の改善でも、年間計算すると○○時間もの改善になる事もあるのです。
小さな改善だからと見逃さないようにしましょう。

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提案するだけでなく、実施していくことが大切

改善提案を出すと、やり切った気持ちになってしまいがちですが、改善活動は「実施する事」が最も重要です。例えば、大して読んでもいないのに、なんとなく受け取っているメールマガジンがある……という場合、このメールマガジンの配信を停止するだけでも1つの改善になります。
自分一人で出来てしまう改善は、一個ずつコツコツと実施していきましょう。日常的に感じている「ちょっと面倒だな……」という作業がなくなるだけでも、モチベーションが上がっていきます。
また、HITツールでは、これまで実施してきた改善提案の効果時間と費用で見る事が出来る「進捗管理表」という機能がある為、より改善効果が分かりやすく実感できます。改善活動に取り組む際には、ぜひご活用ください。

まずはおすすめ記事を参考に、ぜひ改善をしてみてください。

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